2019/04/16
六年目57
本日のメニュー
・天ぷら（さつまいも、アスパラガス、とり肉、しそ、きのこいっぱい）
「わあ！」
「これは素晴らしいわね。すばら素晴らしいわ」
「すばら素晴らしい」
すばら素晴らしいがどういう意味かわかりませんが山盛りの天ぷらがそこにはありました。
天ぷらとおつゆとお塩、あとは白いごはんです。
「幽々子様、麦酒もありますよ」
「飲むわ。のむのむ」
「私はいいです。お酒で使うよりもごはんに胃の容量を使いたいです」
「見てＹ子さん、妖夢が格好悪いこと格好つけて言ってる」
「妖夢ちゃんはいつもそんな感じですね」
失礼です。
私なんかよりマヨネーズとソースをかけて天ぷらを食べているカセさんのことをいじってほしいです。
「でもこの天ぷらはもう、さくさくでもう。天ぷらが美味しいなんてＹ子さんの腕はやっぱりさすがねえ」
「妖夢ちゃん、これちょう褒められてるよね」
「ちょう褒められてます。本当に美味しいですよ」
幽々子様に褒められて浮かれ気味のＹ子さんです。
幽々子様に注ぐ麦酒の量が増えています。
単純な人です。
「あれ妖夢ちゃん、あれあったっけ」
「なんです？」
「ごまドレッシング」
「確かあったような気がしますけど何に使うのか謎ですね」
カセさんの方をあまり見ないで天ぷらを楽しみました。
食べすぎて苦しいです。
この分明日はしっかり動かないと。
今日は早めに寝ることにします。
よく食べよく眠りよく動く。
これが剣の道を効率よく歩く秘訣でもあります。
……根拠はないですけど。
おやすみなさい。
