2015-04-18

2015/04/18
2015/04/19
二年目57

「今夜の準備は任せたわよ」

　幽々子様はそういって紫様のところへ行ってしまいました。
　今夜は宴会です。
　既に人里の桜は散っていますが、白玉楼の桜は今も満開です。
　Ｙ子さんは朝からずうっと準備をしていました。
　この時ばかりはＹ子さんも真面目なので、私は手伝うことをせず（料理は私が手伝うと失敗しそうなので）
　宴会場の配膳、お掃除係のほうに回っていました。
　
「妖夢ちゃん」
「なんでしょうカセさん」
「こっちはもう結構大丈夫そうだから少し休憩したらお出迎えの準備して」
「はい！」

　ということで、少し休憩ついでに日記を書いています。
　いまからいろんな人が白玉楼ならではのおもてなしでお楽しみいただくというわけです。
　楽しみです。
　私は招待する側ですが、白玉楼は皆で楽しくがモットーです。
　楽しんできます！

　追記
　気づいたら日曜の夜です。
　今回の宴会は地獄と天国が一斉に襲いかかってきたようなものでした。
　なんと、地底の鬼が来たのです。

　本日のメニュー（覚えてるだけ）
　お肉のメニュー
　・チキンステーキ
　・カオマンガイ（命蓮寺からの差し入れ）
　・フィレ肉の赤ワイン煮込み
　・からみからあげ
　お魚のメニュー
　・舟盛り（紫様からの差し入れ）
　お野菜のメニュー
　・シーザーサラダ
　・コーンサラダ
　・ばーにゃかうだ
　メインのメニュー
　・おにぎり（しゃけ、梅干し）
　・サンドウィッチ（紅魔館からの差し入れ）
　・お好み焼き
　・ピザ（藤原さんからの差し入れ）
　おやつ
　・スイートポテト
　・一口温泉まんじゅう（地底からの差し入れ）
　・チェリーパイ（アリスさんからの差し入れ）

　一番美味しかったのはカオマンガイという謎の名前の食べ物でした。
　鶏肉を茹で、そのスープで炊いたごはんにのせて食べるという大胆なご飯です。
　外の世界のご飯だそうですが、食べたＹ子さんも感動してたのできっと作ってくれるはずです。
　だけど、またあの恐ろしいなぞのくさが乗っていました。*1
　あれは避けて食べました。
　あれがまだなんなのかわかりません。
　誰かに教えてもらった気がしますが、忘れてしまいました。
　なぞはなぞのままです。

*1　2015/02/20　妖夢ちゃんごはん日記365