🍌【おしらせ】08/29 特集「妖夢ちゃんとバナナ」更新🍌

2015-03-15

2015/03/15
二年目23

「ねえカセさん、ひもじい」
「すみません、時間がなくて」
「ねえ妖夢、ひもじい」
「ひもじいですねえもぐもぐ」

 本日のメニュー
 ・お肉のかんづめ
 ・目玉焼き

「朝からひもじいのは嫌よねえ」
「でもY子さんがいつものですし」
「最近ないと思ったら。私がすぐ確認しておけばよかったのですが、すみません」
「カセさんのせいじゃないのよう。もっとも、Y子さんのせいでも無いわ。
 生きているもの、みんな休憩が必要だもん」

 Y子さんが完全な幽霊だった気がしますが
 そこにつっこむのはなんとなく怒られそうなのでやめておきました。
 
「Y子さんは人一倍仕事量多いんだもの。たまにパンクしちゃうのはしかたのないことだわ」
「そうですね」
「妖夢、あとでオレンジジュース届けてあげてね」
「はい」
「あ、今日は私が行きますよ。少しY子さんと話したいので」
「え? はい、わかりました」

 朝ごはんを食べたあと、カセさんはY子さんの部屋に向かいました。
 と思ったら、三十分程で二人共出てきました。

「あれY子さん、具合大丈夫ですか」
「もちろん! 朝はごめんね。お昼は腕によりをかけるから」

 すごく元気になっていました。

「カセさん、何をしたらあそこまでY子さんが元気になるのですか」
「私とY子さんは付き合い長いから」
「はい」
「色々とわかっちゃうものなの」

 そういうものなのでしょうか。
 ともかくY子さんが元気になって良かったです。
 お昼のからあげマヨチーズは最高でした。
 ただ、カロリーが非常にきになるご飯です。
 Y子さんが元気すぎるのも、あまり良くないです。